利州
中央市場・仲卸

利州株式会社の目利き力

仲卸の目利きは「情報力」と「提案力」

仲卸の仕事に欠かせない目利き。
いったい「目利き力」とはどのようなものなのでしょうか?
利州( 株) 副社長・上田晋右に「真の目利き力」について尋ねました!

「魚にはそれぞれ、最も美味しい『旬』と呼ばれる瞬間があります。
魚によって美味しくなる季節があるということはよく知られていますが、実はそれだけではありません。

例えば、サバ一つとってみても、千葉や青森で揚がるサバと長崎のサバはまったく違うのです。

この時期のここで揚がるこのサバはどう美味しいかということを情報収集し、それをお客様に説明し提案できる力。

私は常々、それこそが、真の『目利き力』だと考えています。

魚だって人間と同じで1 匹1 匹が個性を持っています。
同じようなブリが300 本あっても、どれ一つ同じものはありません。
だから、『この丸さはこのお客さまが好きだな』とか
『このお客さまはこっちの価格帯が必要だろうな』とか、
しっかりと魚を見分けお客様のニーズを把握して、ぴったりの魚を提案していくのです。
魚とお客様の一期一会の出会いを繋いでいく、仲卸とは、まさにそんな『縁結び』のお仕事だといえるでしょう。

海鮮イメージ

お客様と魚、最高の『マッチング』を実現するために欠かせないのが情報力です。

流通としてはもちろん中央市場を通しますが、情報収集のために、漁場とは毎日、電話やメールで直接やり取りしています。

『今日はこんな魚が入ったよ!』という話をタイムリーに聞き、数量が少ない魚や普通なら地元で消費されてしまうような魚も仕入れます。

鳥取、京都、福岡、長崎、高知、石川、千葉・・・全国の産地との連絡網のおかげで、利州の扱う魚種の多さは関西でも一、二を誇るのです。

さらに、同じ魚であっても、ディスカウント商品から高級食材まで価格帯の幅広さも利州の特徴の一つです。

『お客様が欲しいものを売る』のはもちろん、『お客様のニーズ以上のものを提案する』というのが私たちの使命。

お客様自身さえ気がついていないような『秘められたニーズ』にぴったりのものがおすすめでき、喜びの声をいただいたときには、私も本当に嬉しいですね!」

美味しいもの、欲しがるものを見極めるのは当たり前。

お客様のニーズのさらに上をいく魚を仕入れてこそ、超一流の目利き力なのです!

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配送戦術

天下の台所・大阪には、毎日、日本中、世界中からたくさんの水産物が集まってきます。

漁場からここ大阪市中央卸売市場まで、鮮度抜群の状態で配送してくれるのは、「大卸」「荷受け」と呼ばれる株式会社うおいちさんと株式会社大水さんです。

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利州が漁場と直接やりとりした魚も、コストダウンのため、荷受けさんに輸送をお願いします。

あえて自社で細かい配送をしないことによって、運賃を削減し、お客様への販売価格を極力抑えるよう心がけているのです。

それなら、「仕入れのことは任せっきりなの?」と思うかもしれませんが、それは違います!

利州は、現地と絶えず情報交換し、最新の水揚げ状態を常に把握しながら、その日、最も美味しい「旬の魚」を求め続けているのです。

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「今日はこんな魚があがったよ!」と漁場から連絡が入ると、頭に浮かぶのはお客様の顔。

「あー、きっとそれは○○様が欲しがるだろうなぁ。」とピンとくるのが、「ホンモノの目利き」というものです。

現地とのネットワークを張りめぐらせる利州の特徴はそれだけではありません。

今の時代、たとえここ中央卸売市場といえども、入ってくるのはメジャーな魚がほとんど。

でも、利州では、漁場や産地との独自のネットワークを駆使し、普段なかなかお目にかかれない、本当の魚好きが愛する「通むきの商品」を取り扱うこともできるのです!

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荷受けさんにまとめて運んでもらった、選りすぐりの水産物。

毎朝、黒門、木津、天満の市場やスーパーマーケットのお客様が、お店まで買いに来てくださいます。

加工して販売するもの以外、デリバリーはいたしません。

来て、見て、選んで・・・。

お客様には、中央卸売市場まで足を運んでいただいて、納得のいくものをお買い求めいただきたいからです。

特に「魚の命」ともいえる鮮度感は、実際に店頭でご覧いただくのが一番!

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鮮度と目利き、魚種の豊富さに関しては、どこにも負けない自信がある私ども利州。

今日も漁場や荷受けさんとの連係プレーで、お客様に最高の魚をご提案します!